


マルトデキストリンは炭水化物です。
筋肉の肥大を目標にしている人は、トレーニングの最中の水分補給にBCAA等のドリンクにミックスして摂取したり、トレーニング中やトレーニング後に摂取します。
スポーツの練習や試合の休憩などの時にも摂取している人もいます。
一般的にカーボドリンクと言われ高強度のトレーニングする人や、スポーツ選手が使っています。
炭水化物はいわゆる糖質に含まれますので、ダイエットには向かないかもしれませんがダイエットのための運動でもパワーダウンが早すぎて運動を続けられなければ意味がないと思います。
大量の摂取は勿論多くのカロリーを摂取してしまうことになりますので御勧めできませんが、運動できる時間が短かすぎてダイエットのための運動時に、疲れちゃって運動を続けられないなどという場合、ある程度の摂取はアリかもしれません。
炭水化物にもマルトデキストリン、クラスターデキストリン、タイムリリースデキストリンなどがあるので、それぞれ使い分ければいいと思います。
摂取量が多すぎると勿論、脂肪として身体に蓄積してしまうので摂取量によって自分の身体が、どのように変化していくのか体組成計等で日々管理しながら摂取量を調整していく必要があります。
海外製のマルトデキストリンは推奨容量が非常に多くて完全に身体の大きいボディービルダーなどのためのサプリメントとなっていますので、推奨容量をそのまま真に受けて摂取するのは避けたほうがいいかもしれません。
同様の効果を狙って粉飴というものを安価で購入している人もいます。
食品のパッケージの成分リストにもマルトデキストリンという文字が書かれているものもあると思います。
マルトデキストリンは、食品添加物として使用される白色粉末です。
トウモロコシ、小麦、米、ジャガイモ、タピオカなどのデンプンから作ることができます。
それは、水と酵素または酸を使ってデンプン分子をより小さく切断する、加水分解と呼ばれるプロセスによって作られています。
短鎖の糖がこれらの部分を構成しています。
加水分解後、精製し、噴霧乾燥して粉末を作製します。
砂糖分子がマルトデキストリンを構成するにもかかわらず、甘味を感じません。
海外産のものには激甘のものもありますが。
マルトデキストリンは、デンプン、典型的には、トウモロコシまたはコムギから作られた食品添加物です。
マルトデキストリンは、加工食品にボリュームを加えるための安価な充填剤として、または製品の貯蔵寿命を延ばすための防腐剤としても使用されています。
それはまた、製品(ビールなど)の質感を改善し、加工食品中の砂糖または脂肪の代用品として役立ちます。
どんな食品にマルトデキストリンが含まれているかというと、
ベビーフード
ビール
朝食用シリアル
乳製品
乳児用調合乳
インスタントプディング
マーガリンとバター
マヨネーズ
サラダドレッシング
ソース
スナック菓子
スポーツドリンク
等です。
マルトデキストリンは砂糖や脂肪に取って代わることができるため、製造元は低カロリーや砂糖を含まない製品で使用することがよくあります。
家畜飼料、ローション、ヘアケア製品などの非食品には、マルトデキストリンも含まれていることがあります。
人工甘味料、乳幼児用調合乳、サラダドレッシング、スポーツドリンクなど、マルトデキストリンを多くの飲食品に含んでいます。
マルトデキストリンの栄養価は、1グラムあたり4カロリーを含む炭水化物です。
ビタミンやミネラルは含まれていません。
マルトデキストリンは、高血糖指数(GI)食品と考えられ、推定値は85?136です。
マルトデキストリンの正確なGIは不確定だと言われています。
現在入手可能なGIの最も包括的なリストは、マルトデキストリンを含まないからです。
糖尿病患者は血糖指数が高い食品を摂取するときには、血糖上昇を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
血糖値が心配ならば、マルトデキストリンを含む食品や飲み物を制限したいでしょう。
それは高い血糖指数を有するものです。
マルトデキストリンは、米国食品医薬品局(FDA)によって、GRAS(一般に安全と認められる)食品添加物として記載されています。
病気や病気を引き起こすことは示されていませんが、マルトデキストリンを含む過食食品は、健康に悪影響を与える可能性があります。
通常、高度に加工された低繊維食は、多くの糖を加えたもので、体重増加、高コレステロール、2型糖尿病のリスク上昇を引き起こす可能性があります。
マルトデキストリンが腸内細菌を変化させ得ることも示されています。
これは、消化管細菌が私たちの健康に重要な役割を果たすことが研究によって示されているため、注意することが重要です。
マルトデキストリンが悪影響を及ぼすバクテリアの数を増やし、腸の良いバクテリアの数を減らしてしまうと言われています。
これにより、免疫系が弱まり、病気のリスクが高まります。
マルトデキストリンは大腸菌の増殖を増加させ、これはクローン病を引き起こしてしまう可能性があります。
クローン病または他の胃腸の問題の危険にさらされている場合は、食事中のマルトデキストリンを制限することをお勧めします。
炭水化物として、マルトデキストリンは血糖値に影響を及ぼすものです。
包装された食品の炭水化物の下にリストされています。
マルトデキストリンおよび他の精製炭水化物は、インスリンおよびコレステロールレベルに強い影響を及ぼします。
糖尿病の人は、マルトデキストリンを含む食品や飲料を制限しなければいけません。
マルトデキストリンは小麦から作られている場合でも、グルテンを避ける人々にとって安全なものです。
マルトデキストリンを製造する場合、タンパク質部分(グルテンを含む)が除去され、炭水化物のみが残ります。
たまにはタンパク質のレベルが低くなることもあります。
小麦ベースのマルトデキストリンはセリアック病患者に害を及ぼす可能性は低いとのことです。
1つの臨床研究では、セリアック病患者30人がマルトデキストリンを24週間毎日摂取しました。
対照群はグルコースまたはプラセボを摂取しました。
マルトデキストリン群は、腸の損傷または腹痛または、下痢のような症状を訴えませんでした。
マルトデキストリンは、小麦やトウモロコシのアレルギーの人にとっては安全とのことです。
マルトデキストリンの化学分析は、検出可能な、トウモロコシのタンパク質残基を示さなかったそうです。
小麦アレルギーの人にとっては、マルトデキストリンが重度のアレルギー反応を引き起こす可能性は非常に低いと言われています。
マルトデキストリンは、グルテンや小麦やトウモロコシのアレルギーの人にも安全という結論が出ているようです。
マルトデキストリンを含む過食食品はまた、腸内細菌を変化させ、病気のリスクを増加させる可能性があります。
糖尿病の人は、マルトデキストリンが、血糖値に影響を与える可能性があることを認識する必要があります。
耐性マルトデキストリンは、通常のマルトデキストリンとは異なるものです。
耐性マルトデキストリンは、糖の結合を変化させる化学的過程を経て、人間が消化することが不可能となっているものです。
90%の難消化性繊維です。
正常な方法でマルトデキストリンを消化する間、耐性マルトデキストリンは消化されません。
大腸における有益な細菌数の増加、血糖値、インスリンおよびコレステロール値の低下など、耐性マルトデキストリンの使用者に健康上の利点が示されています。
耐性マルトデキストリンはまた、抗腫瘍活性を有し得るものです。
科学者は、結腸直腸癌の予防に使用する可能性があるかどうか研究しているそうです。
消化耐性マルトデキストリン、耐性マルトデキストリン、マルトデキストリンまたは可溶性トウモロコシ繊維と標識された耐性マルトデキストリンを見つけることが出来ます。
マルトデキストリンは消化可能な炭水化物ですが、耐性マルトデキストリンは消化不能な繊維です。
マルトデキストリンとは異なり、耐性マルトデキストリンは有益な腸内細菌の増加などの健康上の利点を有する可能性があると言われています。
マルトデキストリンは、遺伝子組み換えトウモロコシから作られている場合があります。
FDAによると、遺伝子組み換えのトウモロコシは健康上のリスクはないとのことです。
科学的な根拠では、遺伝子組換え植物由来の食品は、同等の非遺伝子組み換え食品と同じくらい安全であることが示されているそうです。
マルトデキストリンは他の糖よりも素早く消化され、スポーツドリンクや間食用のスナック製品とされています。
スポーツ選手が試合前に、あまりにも満腹感を感じさせることなく、炭水化物の栄養を摂取させるのを助けることができるものです。
マルトデキストリンや他の炭水化物を含むスポーツドリンクを摂取すると、筋グリコーゲンの分解が減り、45分以上運動すると、パフォーマンスが向上する可能性があると言われています。
スポーツ飲料中のフルクトースとマルトデキストリンの組み合わせは、さらに効果的であり得ると言われています。
フルクトースとマルトデキストリンの両方を含む、スポーツ飲料からの炭水化物の分解率は、マルトデキストリンのみを含む飲料よりも約40%高かったそうです。
これは、消費される食物や飲料からの炭水化物の分解率が高いほど、より多くの筋肉グリコーゲンを保存することができるのでとても重要なことだと捉えることが出来ると思います。
筋グリコーゲンが破壊されないようにすることで、耐久性能が向上するとの考えがあります。
運動後の回復のために、マルトデキストリンとアミノ酸、またはタンパク質との組み合わせを有する製品が更に有用であり得ます。
一部の研究では、これらの製品がグリコーゲンの交換と筋肉タンパク質の構築を促進することが示されています。
アスリートにとっては、簡単に消化可能なエネルギーの素早い供給源を提供することによって、実際にパフォーマンスの維持を助けることができます。
マルトデキストリンは通常、加工食品に多量に含まれています。
加工食品には、繊維やカロリーが多く、健康でない脂肪がほとんど、またはまったく含まれていません。
あなたの体重を管理し、最適な健康状態を得るためには、全食品を消費するのが最善の方法です。
マルトデキストリン、クラスターデキストリン、タイムリリースデキストリンは、バルクスポーツのものがいいかもしれません。
摂取量はもちろん自分で管理したほうが間違いないですが、海外産の物に比べて推奨摂取容量を低く抑えていますので使いやすいかもしれません。
バルクスポーツでは、MD、CD、グライコSRという、それぞれの用途によって、使い分けられる炭水化物製品を販売しています。
アスリートの競技によっても変わってきますが、運動前にタイムリリース型のグライコSRを摂取して持久力を増やし、試合中のインターバル等に、MDを使えばいいと思います。
ダイエット中の運動時には向かないのかもしれませんが、グライコSRで持久力を若干でもあげて運動時間の延長に役立ててみるのもいいかもしれません。
私も有酸素運動を行う前に既にパワーがないなと思った日には、ある程度ですがグライコSRを使うことがあります。
グライコSRは吸収がゆっくり(タイムリリース)で、インスリンレベルは急上昇させず、エネルギー補給が必要で、なるべく脂肪は付けたくない人には、グライコSRが向いているとのことです。
マルトデキストリンは筋肉量の増加を目指す人には、必須と言ってもいいと思います。
前述もしましたが、カーボドリンクとしてトレーニングの合間に摂取している人が、筋肉量の増大を目標としていれば飲んでいるはずです。
会社帰りにジムに通ったりする人は空腹でトレーニングする場合も多いと思いますのでエネルギー補給に使うと良いと思います。
満腹でのトレーニングも逆に能率が上がらないと思います。
マルトデキストリンでパワーを補いましょう。
特にカロリーを気にせず、脂肪が多少ついても、かまわないという人は安価な粉飴を使えばいいと思います。
バルクスポーツの商品は若干値段は高いですが、付属スプーン一杯当たりのカロリーが表示されているので使いやすいとは思います。
早く筋肥大させたい人にはEAAとのトレーニング後の摂取がお勧めです。

バルクスポーツ カーボパウダー MD 2kg ノンフレーバー